あじさい通り

日記的ななにか

2023-01-01から1年間の記事一覧

あの頃の僕たちの「パズドラ」の体験について

ユリイカのソシャゲ特集、中田健太郎「逆説的な社会性」っていうパズドラの哲学的エッセイが泣けるのでやってた人は全員読んだ方がいい — あのtheir (@Umisachi81) 2023年9月30日 このツイートと言及先のエッセイを読んで自分なりの「パズドラ」の思い出を語…

某講義のリアクションペーパー

納得のいく文章が書けたし、残しておきたいからここに載せちゃう。 ーーー 最後の「多元的現実を生きる」に一番興味を惹かれました。私は横浜市金沢区に3年と少し住んでいますが、年を経るごとにこの地域の解像度が上がっていく感覚があります。地元で過ごし…

京都への憧れ、あるいは、バラ色のキャンパスライフへの渇望

京都の大学生に憧れるようになったのは不運にも関東の大学に進学した後だった。大学1年のころ、ツイッターのタイムラインに流れてきた書評家の三宅香帆さんのブログの記事、「鴨川を語る詩人になれなくて」を読み京都での学生生活と鴨川に心底憧れた。次の春…

春休みに読んだ本

この春休みはうだうだと本を読んでばかりで生産的なことはほとんどできなかったので、せめてもの足掻きとして備忘録てきなものを書き残しておく。 (順不同) ・ムラブリ タイに住んでいる少数民族に関しての本。弊学の教員が書いてたから買ってみたけど面白…

思い出が残る瞬間

思い出が残る瞬間に自覚的になるときがある。 あの日の、あの時間を箱につめて、一生の宝物にできるくらいに。その時の設定や状況とは全く関係なく、無慈悲なくらいに無関係に、幸せというものは急に訪れる。どんな状況であろうと、誰といようと。 (p188 『…

Apple Musicの使い方がようやくわかってきた

新しいものに触れたいとき、大事なのはいかに導線を引くかだと思う。 例えば、スイッチのプロコンを日常的に視界に入る場所に置いとけばおのずとゲームのことを考えさせられる。 例えば、机の上とか、手に取りやすい位置に読みたい本を置いとけばふとしたと…

春の日の思い出

春が近づくとつい過去のことを振り返ってしまう。 一人暮らしを始めてそろそろ3年が経つ。 引っ越した当初はまだ18歳の誕生日も迎えておらず、17歳という年齢で親元を離れて暮らすことの不安を感じていたような気がする。 引っ越しの日は季節外れに寒くなり…